【医療保険】妊娠中の『卵巣嚢腫』で受け取った入院・手術給付金額全て公開します

 

皆さんこんにちわ
運動が嫌いなくせに、いつまでも健康でいたいと欲張るおばさん、イカ子です☆
いやー我ながら、矛盾してますねぇ……苦笑


 

突然ですが皆さんは健康に自信はありますか?
私は…………全然ありません泣





もはや、憎まれっ子世にはばかる説に期待してるくらいです笑



以前記事でも書きましたが、私は39歳で息子を妊娠しました
そして妊娠が発覚したのはなんと、卵巣嚢腫という病気が分かった時だったんですね



その時の詳しいお話はこちらのCATEGORYで詳しく書いています→高齢出産を綴る

 

卵巣嚢腫は手術が必要な程大きく成長していましたので(7cm程だったと思います)、安定期を待って開腹手術を受けました



それまでは自分が入院する姿すら想像した事がなかったんです
むしろ絶対病気になんてならないだろうと思っていました

今思えば全然根拠のない自信、いや過信ですね
本当つくづく病気って、ある時突然発覚するものだと思います




仕事が波に乗ってたり、私生活で順風満帆な日々を送っていてもある日いきなり手術が必要と言われ奈落の底に突き落とされたようなそんな気持ちになるのが病気の宣告です



大袈裟だと思うかもしれませんが、今まで病院にすらかかったことがほとんどなかった人がいきなり手術を宣告されるのはほんと凄い衝撃です

 

独身時代は家賃6万円の賃貸マンションに一人暮らしでしたので、思うような貯金も出来ませんでした
そこで何かあった時にお金が入ってくるようにと医療保険には入っていました



自分が生まれて初めて経験した入院、手術でしたが、加入していた医療保険から、給付金は一体いくら支払われたのか、どのくらいで支払われたのか、全て公開しちゃおうと思います!

 

卵巣嚢腫とはどんな病気なのか?

 

卵巣嚢腫

卵巣は子宮の左右に1個ずつありそれぞれ親指大の小さな臓器です。

卵巣嚢腫とはその中に袋状の病気ができて、水や油やゼリー状のものなど様々なもとがたまってできてきます。たまるものの種類により幾つかの病気に分かれます。

 

卵巣嚢腫の種類

皮様のう腫(デルモイドや類皮嚢胞ともいわれます)

袋の中に髪の毛や油や骨など人の成分と同じようなものがたまってきます。比較的頻度の多い病気で珍しいものではありません。

漿液性腺腫

袋の中に水の様なものがたまっています。袋は一つのことが多いです

粘液性腺腫

袋の中にゼリーの様なものがたまっています。多くの場合沢山の袋でできています。

子宮内膜症性嚢胞(チョコレート嚢胞とも言います。)

詳細は子宮内膜症ページで⇒子宮内膜症

引用元:茶屋町レディースクリニック



卵巣嚢腫の原因はハッキリしていないようです
私が罹患したのは粘液性腺腫です



自覚症状などは全くなく、本当にたまたま健康診断の血液検査で再検査が出た事がキッカケでした

 

症状としては、下腹部が膨らんできたり、頻尿になったりする症状が出る人がいるようです


 

卵巣嚢腫は、嚢腫が小さな間は経過観察になることがほとんど
ただ私の場合は見つかった時点でかなり大きかった為、選択肢は手術一択でした
妊娠中以外は腹腔鏡手術が選択される事が多いです


 

私も腹腔鏡手術をお願いしましたが、妊娠中はお腹をふくらませる事が出来ないとの事で、開腹手術となりました
私は念の為別のクリニックにMRIの画像を持ち込み、別の医師にセカンドオピニオンという形で診てもらいましたが医師の見解は同じ答えでした
(当時はかなりビビっていたので……)




ちなみに嚢腫は、大きくなった状態で放っておくと、茎捻転(ねじれてしまう事)や破裂が起きて激痛でのたうち回るほど痛いとか………


イカ子
聞いただけでめちゃくちゃ怖いです

 

実際に茎捻転した方のブログを拝見しましたが、それはそれは痛そうでした……汗

 

通常卵巣嚢腫が見つかると、まずはMRIで癌などの悪性かどうかを判断し、手術、摘出した嚢腫を病理検査に回して確定診断となる流れだそうで、実際に私もその流れで良性と確定し、ホッとしました


婦人科の検査で他にも子宮筋腫が2つある事も分かりましたが、妊娠中でしたので子宮筋腫はそのまま置いておき、卵巣嚢腫のみ摘出する事になりました

 

筋腫に関しては産後の子宮の戻りで小さくなったのか、経過観察も不要となりました
手術が決まり、初めての給付となるので。私は以前から加入していた医療保険の詳細を確認しておこうと考えました


加入している医療保険詳細

 

 

イカ子の医療保険詳細
終身医療保険

 

・60歳で払込完了

・病気で2日以上入院した場合5,000円×入院日数が支払われる

・1入院120日通算1095日

・所定の手術を受けた場合250,000円・150,000円・75,000円 (入院日額の50倍、30倍、15倍)

女性疾病特約…所定の疾病で2日以上入院した場合3,000 円×入院日数 (1入院120日通算1095日)



ちなみに私が入っていた女性疾病特約ですが

、入院日数が1日あたり+3000円になるそうで♡



となると、女性疾病特約付いていると、1日の入院給付金は8000円になりますよね?
更に今回は手術も含まれます


腹黒い私はもしかして手術給付金にも適応されるのかもと考えました
 
 

 

8,000円×所定の手術給付
 

 

つまり……
・8,000円×50倍=40万円!!
・8,000円×30倍=24万円!!
・8,000円×15倍=12万円!!
となるのかなーと淡い期待を抱いたのですが・・・・・


手術における給付額は日額5000円が適応となるそうです……

 

そりゃそうか…だよね、うんうん
(腹黒さ、どんだけー!)

 

ちなみに、私の入っている医療保険は(所定の手術に)該当する手術が1000種類以上あるのですが、
かなり昔に加入された医療保険では、該当しない手術なども多いそうです



皆さんは自分で入っている医療保険がどの手術が対応していて、どの手術が対応していないのか知っていますか?
医療保険などは本当にややこしいので、疑問に思ったら一度確認された方がいいと思います



めちゃくちゃ不安な思いで手術を受けたのに、その手術が該当しないなんて、一生懸命保険料を払ってきた意味がありませんから!




そして、入院や手術の給付金の請求は書面での送付となります
自分で記入する用紙の他、当たり前ですが、担当医による入院日数、確定した手術名などを記載してもらわないといけません




これにはお金も必要な上、特に時間がめちゃくちゃかかります

 

なるべく早めに医師に伝えておき、速やかに出してもらうようにしましょう

 

受け取た給付金金額

  

 

では今回の手術で受け取った給付金の金額です

入院1日8000円×12日間=96,000円


卵巣嚢腫手術125,000円
(日額5000円×25倍)



合計221,000円


ちなみに、卵巣嚢腫の手術で退院時、病院へ支払った金額は限度額認定制度を適応して約67,000円でした



この他、私傷病手当金も申請しましたのでお金に関しては困らずに治療することが出来ました
保険に関しては、給付金の申請書類が到着してから5営業日以内に無事振込がありました



給付まで迅速です、と担当者が言っていた通り……というか早くてビックリしたのが本音です
同じような時期に申請した私傷病手当金の振込はかなり時間かかりました……首、長くなりすぎました笑


 

このお金は本当に助かりました
お金、という意味でありがたかった気持ちと、辛かった気持ちが救われたような気持ちになることができました



医療保険には賛否ありますが、私は入っていて良かったと思っています
息子も生まれてすぐに医療保険に加入させました




でも実は、10年程全く別の保険に入っていました……その内容が、本当にイマイチでした

 

 

実は保険を見直していた

 

私が初めて保険に入ったのは、私が23歳の時でした

社会人になって、自由になるお金を得た貧乏出身の私は、買い物三昧の日々
お給料は毎月使い果たし、貯金など全く出来ていませんでした



早々に貯金ができるタイプではないことを悟った私は、お金が貯まるタイプの保険に入って、お葬式代位は片親だった母親に残そうと考えました



そこで保険のオバチャンに勧められるがまま加入したのが『養老保険』に入院特約が付いたものでした
保険料は二万円程でした



金額は良かったのですが、この入院特約は5日以上の入院に3日目から1日3,000円程出る、手術に関しては何もなし…というものだったと記憶しています

 

そしてお金が貯まる保険のつもりで加入しましたが、10年預けても元本割れする保険でした
当時の私は何の知識もなかったので、そういうものなんだと思っていましたが・・・・
預ける手数料と考えていた、というか…本当に知識がありませんでした汗

 

10年程経って、結婚が決まった事をキッカケに保険の見直しをしました

 

すると、今の担当者が物凄く丁寧に色々と教えてくれた上に他の会社の商品まで集めてくれて納得出来る保険に巡り合う事が出来ました



ただ、結婚するにあたり、この加入していた保険の返戻金で初めてまとまった貯金ができたのも事実です(。ŏ﹏ŏ)
このまとまったお金が貯金への興味となった事は間違いないので、その点は良かったです




保険の内容の確認ってあまりしている人はいなくて(私ももちろんそうでした)、手術などで必要になった時に『手術費用が出る・出ない』で思ったようにならず、揉めてしまうことも少なくないようです



また私のように1度でも手術をしてしまうと、その部分(卵巣・子宮など)だけ保険が出ない部位不担保となったり、病気によってはそもそも医療保険に入ることが出来ないケースも・・・・




そうなってしまう前に保険料の値段だけで比較するのではなく、保険の内容を再度確認しておくことをおススメします

私の経験上、特に手術はどんな手術が給付金該当になるのか、これだけは絶対見ておいた方がいいです


今回の手術でもし給付金がもらえなかったとしたら、私はすぐに保険を解約していたことでしょう
万が一の時に出ないなんて、意味がないとしか思えないですもんね

最後に

今回、私が初めての入院、手術、出産を通じて一番思った事、それは病はいきなり前触れもなくやってくることです


私にとっては本当に青天の霹靂でしたし、病気になると治療、回復の事中心に考えていくのでお金の事はすぐには考えられないものなんです


なので、一番は健康に留意すること、そして普段からお金を備えること、また備えているものは今足りているのかどうかを定期的に見直すこと




これらを確認しつつ、楽しいオバチャンライフを送っていきたいと思います!
お読み頂き、ありがとうございました