【高齢出産は何歳から?デメリットだらけ?】高齢出産で生まれた私が40歳で息子を産んで分かった7つの本音



皆さんこんにちは
40歳で初めて”母さん”になったイカ子です

一般的に35歳以上の初産婦が高齢出産の定義と言われていますので、40歳7か月で息子を出産した私は超高齢出産ですね
そして何の因果か(笑)、私は私の母が43歳の時に産まれた超高齢出産で産まれた子供の立場でもあるのです


今日は自分が高齢の親に育った時のこと、そして今度は自分が息子を40歳で出産した高齢母という立場になって分かったこと、思うことを記事にしてみたいと思います


※今回の記事については、出産前のリスクや妊娠率など高齢出産の妊娠・出産については多くの情報があるので割愛し、あくまで出産してからリアルに感じた事を中心に書いていこうと思います



現在妊娠を希望されている方や、予期せぬ妊娠に戸惑いを隠せない方、実際に40歳で子供を産むってどんなことなのか気になる方のご参考になれば幸いです


高齢出産に思う3つの『ない』






高齢出産で辛いと感じたり、大変だと強く思うものは大きく分けて3つあります
この中で色々と細分化された悩みが次々に押し寄せて、少しずつボディブローのように効いてくるものたち、大きな柱はこれです

高齢出産3つの『ない』

  1. 体力がない
  2. 時間がない
  3. 頼る身内がいない



ぐぐ・・・・・・妊娠中から何となく分かってはいたけど実際に目の当たりにすると辛いものばかりです
一つずつ見ていきたいと思います


高齢出産の本音①体力がない





まずはこの避けては通れない『体力面』です
毎日身体を真剣に鍛えているというストイックな方は除いて、20代から順当にいけば40代にさしかかる頃は体力も大きく低下しています


まず最初に直面したのは産後の回復


出産した当時は毎日に全く余裕がなかったので、自分自身の産後の回復について考えることなどなかったのですが、今出産当時からの事を回想してみると正直産後1年くらいしんどかったです、ほんとに


1か月検診を終えて、少しずつなら息子を外に出して日光浴させてあげるのがいいと育児本で読んだので実践しようとするのですが、とにかく外出が億劫で億劫で・・・・・

人に会うのも嫌だった時期もありました
身体もいつもダルくて、気持ちも沈みがち・・産後クライシス?がもはや一生続くのではないかと思ったほどです



私には10歳年下で、2週間違いで同じ男の子を産んだママ友(というか元職場の友達)がいるのですが、やっぱり元気ですね(笑)
どんどん外に出るし、色んな人とも交流するし子育てイベントにも沢山参加してました



実際産んでみるまで、10年の差がここまで大きいなんて夢にも思っていませんでした

高齢出産の本音②健康面の不安


私のかかりつけの医師にこんな話をされたことがあります
40歳を過ぎて健康診断で何の項目も引っかからないという人はごく一握りなんだそうです
40を過ぎれば血液だったり脂肪肝だったり不整脈だったり、と何かしら不具合が出てくるとのこと


子供が成長するまで、いや大学を卒業するまでは22年間もあるんですよね
40歳で出産した私は息子が22歳の時には62歳


大きな病気の一つや二つしていてもおかしくはない年齢です
私だけに限らず、夫も61歳

ともすれば二人とも健康でない可能性すらあります
若い息子に親の健康を心配させるのは、想像しただけでほんと心が痛いです

これが25歳くらいの若さで出産していたとするなら、子供が22歳でもまだ47歳
・・・62歳と47歳・・・・今の60代がいくら若いとはいえ・・・・リカバリーが効かない年齢に思えてなりません・・・

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高齢出産の本音③時間がない

 

少し前にお昼の情報番組でそのまんま東さんがゲスト出演した際に仰っていた事


そのまんま東さん(東国原さん)は再再婚(3度目)で現在20歳年下の奥様がいらっしゃるそうで、その奥様との結婚生活について
20歳年下の奥さんって実際どうなの?と聞かれたときに

『未来の時間が違いすぎる』

とおっしゃってたんです
これ、分かるなーと思いながらしみじみ聞いてしまいました

息子は今1歳6か月
私は今42歳

息子の未来の時間の長さに、なんていうんでしょう、一部しか携われない感
図々しいことを承知で言ってしまえば、子供の息子も青年になった息子も、夫になった息子も父親になった息子も全部見てみたい


その時々で協力できることがあれば全力で力を貸してあげたい



でもどれだけのことが叶うのだろうかと自分の息子との時間の少なさに唖然とします
まだ小さい息子のあどけない笑顔を見ながら、毎回焼き付けておこうと思う自分がいます


高齢出産の本音④お金の不安


高齢で子供を産むと必ず1度は考えなければならないのがこの不安

25歳で子供を産んだ場合、子供が22歳でも47歳
この段階で貯金が”ゼロ”だったとしても65歳の定年までは18年間もあるんですよね


40歳で子供を産んだ場合、子供が22歳で62歳
定年まではあと3年しかありません



つまり子育てと老後資金を同時に貯めていかなければいけないんです

よく40代での出産・子育てとなると経済的に裕福な家庭が多いと言いますが、実際にはそんな家庭ばかりではありません
実際に私は34歳で結婚しましたが夫婦ともに賃金が安く、お金がなくて子供を作ることが出来ずにいました


子供が産まれてみると、本当にお金がかかります
お宮参りやお食い初め、一生餅に七五三・・・イベントだけでなく日々のミルクやオムツ、離乳食や衣服にかかるお金だってばかにはなりません

もっと大きくなれば塾や習い事だってお金が必要になってくることでしょう
正直いくらあっても不安・・・は拭えません

高齢出産の本音⑤兄弟の問題


息子が産まれてすぐ義母に言われたのは『早く兄弟作ってあげないとね』という言葉でした
初めての育児で余裕がない上、産後の回復が遅く・・・・・


当時の私にはとてもとてもすぐに兄弟を作るという事を考える余裕などありませんでした
でも40歳7か月で子供を産んだ場合、次の子を簡単に授かれる可能性も低いので早々に取り組んでいかなければならないのも現実


もうすでに息子が1歳半を迎えた私には息子に兄弟を作ってあげるというのは少し重荷に感じるようになってきています
10年若かったら、絶対もう一人欲しかっただろうなと思います


息子がお兄ちゃんになる姿、見てみたい
兄弟のありがたみは私自身ほんとうにありがたく感じているので、息子には申し訳ない気持ちがとてもあります



高齢出産の本音⑥頼る身内がいない





いない、という表現はちょっと言い過ぎかもですが、今私の母親は85歳
夫の義父・義母はそれそれ70代中盤


正直頼りづらいのが本音・・・・・


出産の時も結局夫と二人で里帰りせずに新生児の時期を過ごしました
高齢出産     里帰りせずに乗り切る方法

2時間置きに起きて昼夜関係なく息子のお世話があるので、義実家ではとうてい気が休まるとは思えず、実家の母も85歳で頼ることも難しい・・・というか実母には帰ってこられても困ると断られましたね


実母よひどいな、おいと思いながらも実際に85歳で昼夜なく子供の世話をする母子を支えるのは高齢の母にはキツイことだというのは火を見るよりも明らかです


新生児期は自分の気合も十分なのでだったので夫婦で乗り越えることが出来たのですが、それよりも半年ほど過ぎてくると誰か少しの時間でも見ていてくれる人がいるのといないのでは気持ちが全然違うんですよね

夫がもの凄く協力的で定期的に子供を見ていてくれて、自分の時間が持てるのであれば一番いいのですが、父母である当事者同士は正直それぞれが体力的にも精神的にもいっぱいいっぱい・・・


そんな時、無条件で子供を少しの間見ていてくれる人がいるのはとてもありがたいことだろうなと強く思います

高齢出産の本音⑦ママ友が作りづらい


高齢ママってどんどん増えてるっていうけど、正直実感としてはあまり感じません
支援センターや図書館などによく行っていますが、同じ位の年齢のママさんにまだ会ったことがありません


まーみんな若い!(笑)

支援センターで見るのは大体20代後半から30代前半のママさんが多い印象です
その場で一緒に子供を遊ばせたり、保育園の話などをすることはあるものの・・・・友達になることなんてある?ってくらい
その場限りが多いです


また支援センターで会ったらどうも~みたいな挨拶はしますが、自分から積極的には出来ないなという感じです(笑)
今一緒に遊んでいる友達は元々職場の友達が時を経てママになりママ友に進化した感じですね

40代になると、ぼっちママでも全然平気なのですが、新しく息子を介して友達になるっていう人間関係を持ってみたいなという気持ちはあります


自分が高齢の母に産まれて思ったこと・今感じていること

 

兄妹を作ってくれたことへの感謝



最初の方でもお話しましたが、私が生まれたのは母が43歳の時でした
もう少し詳しく言わせていただくと、私は二人兄妹で年子の兄がいます

兄が生まれたのが1976年の8月
私が生まれたのが1978年の1月

つまり兄が生まれてすぐ兄妹を作ろうとしていたってことです

私自身、優しい兄が大好きなのでそう思うというのもあるかもしれませんが・・

子供としての立場でしかなかった時にはあまり深く考えることがなかったのですが自分が親になって、いや高齢の親という立場になって初めて実母凄いなと思いました




兄を産んだのが41歳
私が息子を産んだのが40歳

兄妹をすぐに作ろうとしてくれた母
自分と息子の世話でいっぱいいっぱいでとても兄弟どころではなかった私


しかも今は40歳以上の出産は珍しくなくなってはいますが、40年前は今とは違います
医療技術も、高齢妊婦をとりまく環境も

それでも私を産んで育ててくれたこと、感謝しかありません
母が私を産んでくれたので私は夫に出会い、息子というかけがえのない存在に巡り合うことが出来ました


私のように母が消極的だったら、私は存在していないと思うと複雑・・・です


親と年が離れすぎている現実に思うこと


私は子供の立場としては親と43歳離れていて、親の立場だと40歳子供と年齢が離れています
正直言ってしまうと、小学校の運動会などでは高齢でおばあちゃんにも間違えられそうな年齢の母を恥ずかしく思う時期がありました


私が10歳の時母は53歳でしたからね
若いおばあちゃんと言われても違和感のない年齢です


兄はどう思っていたかは聞いたことがないので分かりませんが、女の子はみんな若くて綺麗なママがいてくれることが嬉しい時期があるのは事実



よく高齢出産だと子供がかわいそうって世間で言われるのは、他のお母さんとの見た目のギャップも大きな要素ですよね


私も息子を妊娠した時に、息子にも同じ思いをさせることになるのかと考えたのも事実です
でも、親が高齢で恥ずかしいという気持ちなんて一瞬しか思いません、ほんとに



42年の歴史年表を紐解いて考えてみても、母親父親(父親にいたっては48歳の時に私は生まれました)が高齢だということを恥ずかしいと思っていたのは色んなことが分かりだした小学校5年生くらいから中学1年生くらいまで


小学校5年生位までは世界で一番お母さんが好きと言う幼少期からの通説でお母さんに会いたくて会いたくて学校が終わったら速攻家に帰ってましたし、中学2年生になるくらいには自分の世界は友達や部活で埋め尽くされていて正直親の年齢など考えること自体ないです


つまり、ほんの数年
たった数年


産んでくれたことへの感謝はずっと続いていきます、もちろん今も


これを読んでくれている方の中にはこの事が気になって気になってという方も多いかも知れませんが、親が気にしているよりずっと子供は柔軟に受け入れてくれるものなんですよね


色々あるけど、高齢出産で一番不安なことは健康とお金




高齢母になるデメリット・・・というか現実を改めて考えてみました
高齢出産の現実は色々ありますが、一番息子に負担をかけたくないのがやはり健康面、そして経済面です



息子が社会人になるまではせめて健康でいたい
だから適度な運動と食事にはこれからも気をつけていきたいと思っています(体重増え気味だけど・・・汗)



そして私自身が奨学金をもらいながら大学を卒業、返済には大変苦労したので息子にはお金のことは気にせずに自分のしたい事に全力で頑張ってほしいし全力で応援してあげたい


でも実際、今貯めていっているお金で教育資金は足りるのか・・・
老後の資金には一体いくら貯めておけばいいのか・・・
家は買う方がいいのか、賃貸のままでも老後は大丈夫なのか・・・・


年齢がいけばいくほどしにくくなるのがお金の話
そして高齢だと働ける年数も限りがあります


特に子供が出来ると、以前は普通に話していた友達でもお金の話もしなくなりますよね


ご主人の仕事や年収、家の値段や預貯金・・・・この辺りはほんとタブーネタ(笑)
聞かれてもスルーし、絶対触れないという暗黙のルール


つまりお金のことって自分の周りには相談できないのが現実です
なので、私は何か暮らしに変化がある度にプロにライフプランをお願いするようにしています



最初にライフプランというものに出会ったのが結婚してすぐの時、自分が思い描いた人生通りに進めていけるのか とても不安だったので見てもらいました


ライフプランて色んな項目があるんです
結婚して夫婦になってその先の人生を組み立ててみるんですよね

例えば・・・・

・現状の家計の分析
・いつまで働くか、働きたいか
・旅行はどの位の頻度でいくらくらい使うのか
・子供は何人ほしいのか
・家は買うのか賃貸なのか
・家電の買い替えの金額や頻度
・車の買い替えや頻度など・・・・

これを自分歴史年表みたいな感じでみる事ができるのがライフプランの最も面白い所なんです
ものすごーく簡単なライフプランシュミレーションが金融庁のHPにありました

簡易ライプランをしてみる → 金融庁ライフプランシュミレーション
 

このライフプランをより細かく、自分の家計にそったものにしてくれるので目で見て分かりやすくて、面白いんです
私は結婚した時には子供のいない家庭を想定していたので、子供が出来てからのライフプランを作り直してもらいました

特に聞きたかったのがここです

・自分が会社員でずっと働くプラン
・パートとなって夫の扶養内で働くプラン

この違いだけでもこの先20年となると大きな違いが出るんですよ・・・汗
受け取る年金も大きく変わってくることが分かり・・・・滝汗

子供が出来た後のライフプランも見てもらえたことで安心感がとても産まれました
・・・いや俄然頑張らないといけないんですけどね(笑)、気持ち的にですよ

高齢出産だと未来の時間が少ない分、より計画性は大事
そしてこの方向性や計画が間違っていないかを確かめるのに、ライフプランはとても有効です


いろんな不安を少しずつ払拭していくと、高齢出産の現実を正確にとらえることが出来て、やみくもに不安になることが減りました
40歳で授かったかけがえのない息子との時間


これからも大切に大切にしていきたいと思います
お読みいただきありがとうございました



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