【高齢出産を綴る☆】⑤羊水検査って?私達は中期胎児ドッグを選択しました

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今回の内容は、羊水検査を検討した内容で書いています
賛否両論ある内容となりますので、批判はお控え頂き、ご納得頂ける方のみお読みください
手術から退院した私は、毎日高齢出産の検索魔と化していました
超高齢出産の私
高齢、妊娠、このキーワードで検索すると……
出てくる出てくる染色体異常の記事……
40歳以上の妊娠だとダウン症の確率100分の1だそうです
ちなみに20歳のお母さんからダウン症の赤ちゃんが産まれる確率は1667分の1だそうで、全然違いますね
分かっちゃいましたが、目の当たりにすると、中々ショック……
この事は、ずっと気にはなっていましたが、病院側から何も言われなかったので、超高齢妊娠でありながら、出生前検査の類いは一切していませんでした
正直、妊娠中の手術で、その事ばかりに気を取られていました
仕事も連日残業が3時間程あり、体調もずっと良くなかったので、仕事と手術の事だけで精一杯でした
また仕事が始まれば、忙しさで忙殺されます
この手術の療養期間に、お腹の赤ちゃんの事、しっかり診てもらいたい、そう思いました
ただ、もうこの時私は妊娠19週目に入っていしたので、今から出来る物を調べてみました
【出生前診断一覧】
 
がまだ可能な検査です
 
確定前診断
 
新型出生前診断NIPT(10週以降)
 
 
血液検査で、ダウン症、13トリソミー、18トリソミーの疑いを診断
 
精度は99%の為、最近は注目されている
結果迄は1~2週間程
費用は平均20万円程
 
母体血清マーカー検査(15~18週)
血液検査で、ダウン症、18トリソミー、神経官閉鎖不全症を診断
精度は80%程
結果迄は2週間位
費用は平均1~2万円程
確定診断
 
・羊水検査(15~16週以降)
 
羊水検査は、お腹に長い針を刺して羊水を採取し、その羊水の中にある赤ちゃんの細胞を培養し、染色体の数や変化を確認する検査です
羊水検査では、染色体の疾患全てを確認する事が可能
検査結果は2~3週間程
お腹に針を刺すため、破水や出血、早産、流産などが起こる可能性もあります
流産は300人に1人位
費用は平均10~20万円

・絨毛検査(11~14週)

 

将来胎盤となる部分の絨毛細胞を採取し、染色体の数や変化を確認する検査です

 

こちらも染色体疾患全てが確認出来ます

 

結果迄は2~3週間かかります

 

絨毛検査は、100人に1人位の割合で、流産したり、赤ちゃんが死亡する可能性があります

費用は平均10~20万円程

もはや、時期が時期だけに確定前診断は出来ません

羊水検査以外は残されていませんでした

ただ、結果が出るまでは2~3週間

人工中絶は21週6日迄

万が一、ダウン症などの染色体異常だった場合どうするのか

自分の気持ちはぐるぐると宙ぶらりんで、なんでもっと早く検査しなかったのか、とその後悔ばかりが頭を巡っていました

もっと早く羊水検査の結果が分かる所はないか

もう少し検索を続けます

すると、大阪市内にある、マタニティークリニックを発見

分娩などは行わず、胎児ドッグや羊水検査などを専門とする完全自由診療(健康保険が使えません)のクリニックです

まずは電話をしてみました

気さくで親切な看護士さんが対応して下さいました

ネット見たら、本当に不安になるでしょ?

でもね、ダウン症の確率、確率というけど、結局は100か0かなんですよ

何か少し気持ちが救われた気がしました

確かに!

どんなに低い確率でも、100の人もいれば、高い確率でも0の人もいる

こんな当たり前の事に、なんで気付かなかったんだろう……

ただ、もし不安なら、羊水検査も出来ます

ここなら最短、1~2日程で、仮の結果を確認する事が出来るとの事

※本格的な検査結果は2週間程かかるそうなのですが、検査結果に準じたダウン症、18トリソミー、13トリソミーの結果だけが先に分かるらしいのです(オプションです)

その前に、もしよければ、胎児ドッグというのはどうですか?

胎児ドッグ……?

そこのクリニックでは、4Dの超音波検査を1時間近くかけて診てくれるそう

先天性の染色体疾患の可能性が色濃く出る部位は勿論、脳室、小脳、眼球、唇、胸部(肺や横隔膜)、心臓、腹部、骨、脊椎、臍帯血流、胎盤、赤ちゃんの頭の血流、子宮動脈血流などで、ここから更に細部に分けて診てくれるそうです

予約可能な日(かなり人気のクリニックです)に朝イチで予約を入れて、夫と向かう事にしました

胎児ドッグで、異常や気になる事があればそのまま羊水検査する段取りにしました

検査の前日は全く眠れませんでしたね

お腹は少しずつ大きくなっていて、もう動き出してもおかしくない程になっていました

高齢の為、きっと最後であろう大切な命

でも万が一染色体異常疾患だったら……

産み育てていく事が出来るのか

高齢の私達よりずっと長く生きるであろう子供

私達の亡き後、どうやって生きていくのか

そして、高齢の私達に子供のお世話をしてあげられる時間がどれ程あるのか

夫婦で夜遅くまで話合いましたが、考えると辛すぎて結局結論は出せませんでした

検査の結果を待って、決めよう、それだけ考えて朝を迎えました

そのクリニックまでは電車で40分程で到着

とても綺麗なクリニックでした

問診票を書いて、すぐに呼ばれました

(どうやら看護士さんの計らいで、本来の診察時間前に予約を入れてくれたようでした)

優しそうな男性医師で、問診の後すぐに超音波検査が始まりました

ソファーに座り、ソファーが倒れて天井に4Dの画面が映し出され、説明と共に話を聞きます(夫も一緒に横で見ることが出来ます)

赤ちゃんの心臓の右心室、左心室、心臓から出る血液の流れや入ってくる血液の流れ、手足の指一本一本、鼻の高さや耳の位置、腎臓、膀胱、胎盤、本当にゆっくりじっくり診て丁寧に説明して下さいました

そして

今回の検査では、染色体異常を疑う所見はないです

ただ、断定出来るものではありませんが……

 

 

 

本当にホッとし、涙が出ました

羊水検査は辞退し、帰りました

胎児ドッグ→羊水検査される方は体感で10%程かなぁと看護士さんも仰ってました

この胎児ドッグ、本当に受けて良かったです

超音波検査は、大学病院でもしましたが、丁寧さの全然レベルが違いました

私も夫も満場一致で、ここまで診て頂いて、仰ってくださったのだから、きっと大丈夫、そう思える検査内容でした

費用は3万円程

(羊水検査は、受けていませんが、18万円程だと言われたような記憶がありますが、曖昧です)

という事で、結局私達は確定診断である羊水検査はせずに出産を迎える事に決めました

今は無事に出産を終え、結果的産まれてきてくれた息子は染色体疾患ではありませんでした

ただ、出産迄不安はなかったかと言われると全くなかった訳ではありません

そのご家庭に合った方法をご選択頂きたいと思います

少しでも選択肢のご参考になれば幸です

そして、いよいよ、出産に向かいます

長くなるので続きます完次回で完結する予定です(^ω^)

 

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